みなさん、こんにちは!
不動産歴20年、グリットの草野です。
最近、お客様から「実家の空き家、どうしたらいいの?」という相談が本当に増えています。
実は日本全国で空き家は約849万戸もあるんです!
これって、なんと7軒に1軒が空き家という計算になります。
特に印象的だったのは、先月相談に来られた60代の女性のお話。
「両親が亡くなって実家を相続したけど、遠方に住んでいるから管理できない。でも思い出の詰まった家を手放すのも辛くて…」
とおっしゃられていました。
こういう方、本当に多いんです。
相続した実家を「いつか何とかしよう」と思いながら、結局何年も放置してしまう。
気持ちはすごく分かります。
でも、ここで大事なのは「放置しちゃダメ!」ってことなんです。
なぜなら、2023年12月に法律が変わって、空き家を放置するリスクがこれまでよりもグッと高くなったから。
知らないでいると、思わぬ出費に泣くことになりかねません。
今日はその新しい法律について、できるだけ分かりやすくお話しします。
最後まで読んでいただければ、「あ、これなら私にもできそう!」と思ってもらえるはずです。
実は2023年12月に、空き家に関する法律が大きく変わりました。
これまでは「特定空家」(もう危険な状態の空き家)だけが規制の対象でしたが、新しく 「管理不全空家」 という区分ができたんです。
こういう空き家のことでした。
でも正直、ここまで悪化してからでは、もう手遅れなケースがほとんどだったんですよね。
「このまま放置したら特定空家になっちゃいそうな空き家」 のことです。
つまり、まだ危険じゃないけど、管理が行き届いてない空き家も対象になったんです!
これは大きな変化ですよ。
ここが一番重要なポイントです!
管理不全空家に指定されて「勧告」を受けると、住宅用地特例が解除される可能性があります。
例えば、200㎡以下の住宅用地なら:
つまり、固定資産税が最大6倍になる可能性があるんです!
年間10万円だった固定資産税が、いきなり60万円になったら…考えただけでもゾッとしませんか?
遠方にお住まいの方や、時間が取れない方にはこれがオススメ!
選ぶポイント:
正直、管理し続けるのが大変なら、早めに手放すのも一つの手です。
使える建物が劣化で使えなくなる前に早期売却をおすすめします!
私たちグリットでは空き家の買取も積極的に行っています。
「こんな古い家でも?」と思うような物件でも、意外と価値があることが多いんです。
管理にお悩みなら、まずは無料査定からお気軽にご相談ください!
自治体の担当者も人間です。
パッと見て「ちゃんと管理されてるな」と思わせることが大切。
これだけでも印象が全然違います!
管理した日付と作業内容をメモしておくと、万が一自治体から連絡があった時に「ちゃんと管理してます」と証明できます。
今回の法改正で何が変わったか、もう一度おさらいしましょう:
✅ 「管理不全空家」という新しい区分ができた
✅ まだ危険じゃない空き家も対象になった
✅ 勧告を受けると固定資産税が最大6倍に!
だからこそ、今すぐ行動が必要です!
「いつか何とかしよう」と思っているうちに、気づいたら管理不全空家に指定されて、税金が跳ね上がった…なんてことになったら大変です。
もし「どうしたらいいか分からない」「管理が大変」という方がいらっしゃったら、ぜひお近くの不動産会社に相談してください。
きっと良いアドバイスがもらえるはずです。
空き家は「負の遺産」じゃありません。
適切に管理すれば、まだまだ価値のある資産です。
一緒に頑張りましょう!
※この記事は2024年12月の法改正内容に基づいて作成されています。
詳細な内容については、お住まいの自治体にお問い合わせください。
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私たちは不動産売却を行う際に、一貫したポリシーを持ち、お客様一人一人に対応しています。
私たちの提供する家の売却サービスは、「笑顔を紡ぐ」ことを目指しています。
私たちの特長の一つは、リノベーションのデザイン力です。
しかし、これは物件を売る前にリノベーションを推奨するものではありません。
実際、物件を売る前に大がかりなリフォームや修繕を行う必要はありません。