COLUMNコラム

2025.9.19
不動産売却

現状有姿売却の全て – 成功の秘訣とトラブル回避法

こんにちは!

グリットの草野です!

 

不動産の世界って、専門用語が多くて分かりにくいですよね。

今日は「現状有姿」という言葉について、皆さんにバッチリ理解してもらおうと思います!

実は中古住宅の約6割がこの方法で売られているって知ってました?

「そんなに多いの?」って驚かれた方も多いはず。

でも実際、現状有姿での売却は決して特殊な方法ではないんです。

 

ただし!

 

メリットもあればデメリットもある。

知らずに進めると思わぬトラブルに巻き込まれることも…。

そんな失敗を避けて、スマートに売却を成功させるコツを、分かりやすくお伝えしていきますね。

 

 

 

目次

  1. 「現状有姿」って何?まずは基本から理解しよう
  2. 売主にとってのメリット3つ – なぜ選ばれるのか
  3. 知っておきたいデメリットと注意点
  4. トラブル回避の3つの必勝法
  5. 成功事例に学ぶ – こんな売り方もあり!
  6. まとめ – あなたの次の一歩は?

 

 

 

1. 「現状有姿」って何?まずは基本から理解しよう

皆さん、不動産の世界でよく聞く「現状有姿(げんじょうゆうし)」という言葉、ご存知ですか?

簡単に言うと、「今の状態のまま、何も手を加えずに売りますよ」という意味なんです。

壁にヒビが入っていても、水回りが古くても、「ありのまま」で引き渡すという売却方法です。

現況有姿との違いって?

似たような言葉で「現況有姿」もありますが、ちょっとした違いがあります:

  • 現状有姿:直せるけど、あえて直さずに売る
  • 現況有姿:地形や法律の関係で、実質的に手を加えるのが難しい

まあ、実際の取引では同じような意味で使われることが多いんですけどね!

 

実は主流の売却方法?

驚くかもしれませんが、国土交通省の調査によると、中古住宅の約6割が現状有姿で取引されているんです。

つまり、特別な売り方ではなく、むしろ一般的な方法なんですよ。

 

 

 

2. 売主にとってのメリット3つ – なぜ選ばれるのか

メリット1:お金と手間が大幅カット!

築年数が経った物件って、水回りの修理だけで数十万円、下手すると百万円以上かかることもあります。

現状有姿なら、こういった修繕費用が一切不要!

業者選びや工事の立ち会いなど、面倒な作業からも解放されます。

特に遠方の物件や相続した空き家なんかは、このメリットが大きいですね。

 

 

メリット2:スピード売却が可能

リフォームって、実は時間がかかるんです。

数日で終わることもあれば、数ヶ月かかることも。その間、固定資産税や管理費は払い続けなければなりません。

現状有姿なら、「明日にでも売りたい!」という急ぎの事情にも対応できます。

 

 

メリット3:リノベ好きな買主にアピール

最近、自分好みにリノベーションしたいという買主が増えています。こういう方々にとって、現状有姿の物件は宝の山!

「安く買って、自分でカスタマイズ」を狙っている買主層には、むしろ修繕済み物件より魅力的に映ることもあるんです。

 

 

 

3. 知っておきたいデメリットと注意点

デメリット1:売却価格は安くなりがち

正直に言います。

現状有姿の物件は、相場より2~3割程度安くなることが多いです。

理由は簡単。

物件の状態が悪いことと、買主がリフォーム予算を別で確保しているため、物件本体にはあまりお金をかけられないんです。

 

 

デメリット2:責任が免除されるわけじゃない

現状有姿だから、何があっても知らない」は通用しません。

隠れた不具合が後から見つかれば、契約不適合責任を問われる可能性があります。

 

 

デメリット3:最低限の片付けは必要

「何もしない」と言っても、家具や生活ゴミは撤去が必要です。

これらを残したまま引き渡すのは、現状有姿の範囲を超えています。

買主に残置物の処理も含めて引き継いでもらいたい場合は、事前の合意と契約書への明記が必須です。

 

 

 

4. トラブル回避の3つの必勝法

必勝法1:ホームインスペクションを活用しよう

5~12万円の投資で大きなリスクを回避!

プロの住宅診断士に物件をチェックしてもらいましょう。

シロアリ被害や雨漏りなど、素人では見つけにくい問題も発見できます。

「現状有姿だから診断は不要」ではなく、「現状有姿だからこそ事前チェックが重要」なんです。

 

 

必勝法2:契約書を詳細に作成

曖昧な表現は禁物!

以下の項目は必ず明記しましょう:

  • 物件の劣化状況(壁のひび、床の沈み、雨漏り跡など)
  • 設備の動作状況(給湯器、エアコン、換気扇など)
  • 契約不適合責任の範囲(免責条項の有無)
  • 残置物の扱い

 

 

必勝法3:信頼できる不動産会社を選ぶ

現状有姿の売却は、通常より高度な専門知識が必要です。

以下の点で不動産会社を選びましょう:

  • 現状有姿物件の取扱実績が豊富
  • 適正な査定ができる
  • リノベ希望者への販売ルートを持っている
  • 契約書作成のノウハウがある

 

 

 

5. 成功事例に学ぶ – こんな売り方もあり!

事例1:投資家に現状有姿でスムーズ売却

遠方の空き家に困っていたAさん。

修繕せずに現状有姿で売り出したところ、リノベーション前提で物件を探していた投資家とマッチング。

短期間で売却成功!

ポイント: 買主のニーズと物件の状況がピッタリ合致

 

 

事例2:隣地と合わせて事業用地として売却

築古の空き家を持て余していたBさん。

隣の空き家と合わせて売却することで、建設会社の資材置き場として活用されることに。

ポイント: 発想の転換で新たな活用方法を見つけた

 

 

 

6. まとめ – あなたの次の一歩は?

現状有姿での売却は、確かにリスクもありますが、適切に進めれば大きなメリットを得られる売却方法です。

現状有姿売却が向いている人

  • 修繕費用をかけたくない
  • 急いで売却したい
  • 築古物件を持て余している
  • 遠方の物件で管理が大変

 

成功の秘訣

  1. 物件の状態を正確に把握する
  2. 信頼できる不動産会社に相談する
  3. 契約書は詳細に作成する
  4. 買主に対して誠実に情報開示する

現状有姿での売却をお考えなら、ぜひ株式会社グリットにお任せください!

私たちは現状有姿物件の取扱実績が豊富で、お客様の物件に最適な売却戦略をご提案いたします。

物件の状況や立地によっては、予想以上に良い条件で売却できるケースも数多く経験しています。

一歩踏み出すことから、すべてが始まります。

 

まずはお気軽にご相談ください。

株式会社グリットと一緒に、理想の売却を実現しましょう!

 

 

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