COLUMNコラム

2024.8.10
不動産売却

住まない一戸建て、売却か賃貸か?選択のポイントを徹底解説

 

こんにちは!

グリットの草野です。

住まない一戸建てを持っているとき、収益を得る方法としては「売却」と「賃貸」の2つの選択肢があります。

それぞれの方法にはメリットや注意点があるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

今回は、それぞれの特徴や具体的な手続きの流れ、判断基準などをご紹介します。

 

 

 

目次

  1. 一戸建てを売却するメリットと注意点
  2. 一戸建てを貸し出すメリットと注意点
  3. 売却か賃貸、判断基準は?
  4. 売却と賃貸の流れ
  5. まとめ

 

 

1. 一戸建てを売却するメリットと注意点

売却するメリット

  1. まとまった金額が手に入る
    一戸建てを売却する最大のメリットは、一度にまとまった金額が手元に入ることです。
  2. 維持管理の手間がなくなる
    維持管理の負担が軽減されます。
  3. 税金の優遇措置を受けられる
    自分が住んでいる家を売る場合、条件が満たされれば税金の優遇措置を受けることが可能です。
  4. 譲渡所得税の特例
    例えば、3000万円の特別控除という特例を利用すれば、譲渡所得が3000万円を超えた場合に超えた部分に対してのみ税金が課されます。

売却する注意点

  1. 資産を失う
    一戸建てを売却する際の注意点は、資産を失うことです。
  2. 相続税評価額が高くなる
    相続の観点から現金のほうが相続税評価額が高くなることがあります。
  3. 諸費用がかかる
    売却には仲介手数料印紙税譲渡所得税などの諸費用がかかります。
  4. 住宅ローンの残債清算
    住宅ローンが残っている場合は、売却と同時に残債を清算する必要があります。

 

 

2. 一戸建てを貸し出すメリットと注意点

貸し出すメリット

  1. 家賃収入が得られる
    一戸建てを貸し出すメリットは、家賃収入という不労所得が得られることです。
  2. 安定した収入が見込める
    ファミリー層からの需要が高く、長期にわたって住む可能性があるため、安定した収入が見込めます。
  3. 相続時に節税効果がある
    不動産を所有し続けるため、相続時に節税効果があります。

 

貸し出す注意点

  1. 初期の設備投資や維持管理費用がかかる
    賃貸経営の注意点として、初期の設備投資維持管理費用がかかることがあります。
  2. 入居者が決まらないリスク
    入居者が決まらないと空き家になり収入が得られないことがあります。
  3. 住宅ローンの借り換えが必要
    住宅ローンが残っている場合、原則として他人に貸すことができないため、不動産投資ローンに借り換える必要があります。
  4. 税金の優遇措置が受けられなくなる可能性
    賃貸後に売却する場合は、税金の優遇措置が受けられなくなる可能性もあります。

 

 

3. 売却か賃貸、判断基準は?

今後住む予定の有無

その家に住まない状況が一時的で、将来的に住む予定がある場合は、賃貸を検討すると良いでしょう。

まずは周辺地域の賃貸需要を確認することが大切です。

 

維持管理の可否

戸建賃貸の維持管理ができるかどうかが、売却か賃貸を選択する重要な判断基準です。

維持管理業務を自分で行う場合、緊急対応が必要になることがあります。遠方に住んでいる場合は、不動産会社に管理を委託することも考慮しましょう。

 

物件の需要

賃貸に出したときの需要があるかどうかも判断のポイントです。

立地や築年数、戸建てであることを加味し、賃貸需要がなければ売却を検討しましょう。

駅近や築年数が浅い物件は賃貸需要が高くなる傾向があります。

 

 

4. 売却と賃貸の流れ

売却の流れ

売却を検討する際は、売却相談事前調査媒介契約売却活動売買契約の流れで進みます。

1. 売却相談

まずは、不動産会社に相談しましょう。

複数の不動産会社に相談することで、売却価格の相場や手続きの流れを把握することができます。

 

2. 事前調査

売却前に物件の状態を確認します。

不動産会社が物件を訪問し、建物や土地の状態、周辺環境などを調査します。

 

3. 媒介契約

不動産会社と売却のための契約を結びます。

契約には専任媒介契約と一般媒介契約があり、それぞれのメリットとデメリットを理解して選択します。

 

専任媒介契約:一社の不動産会社にのみ依頼。売却活動が集中しやすい。

一般媒介契約:複数の不動産会社に依頼可能。広範囲に売却活動ができる。

 

4. 売却活動

不動産会社が広告やネット掲載などを通じて、買い手を探します。

内見希望者が現れたら、物件の見学が行われます。

 

5. 売買契約

買い手が決まったら、売買契約を結びます。

この際、売却価格や引渡し条件、支払条件などを確認し、契約書に署名します。

契約時には手付金を受け取ることが一般的です。

 

6. 引渡し準備

売買契約が成立したら、物件の引渡し準備を行います。

必要に応じて修繕を行い、物件の最終確認を行います。

 

7. 引渡し

買い手に物件を引き渡します。引渡しの際には、鍵の受け渡しや登記の変更手続きを行います。

最終的に残りの売却代金を受け取ります。

 

 

賃貸の流れ

賃貸の場合は、貸出し申し込み入居者募集賃貸借契約管理開始の流れになります。

1. 貸出し申し込み

まずは、不動産会社に相談して、物件の賃貸募集を依頼します。

物件の状態や賃料設定、募集条件を確認します。

 

2. 入居者募集

不動産会社が広告やネット掲載を通じて、入居者を募集します。

物件の内見希望者が現れたら、物件を見学してもらいます。

 

3. 入居者審査

入居希望者から申し込みがあったら、入居者の審査を行います。

収入や職業、連帯保証人の有無などを確認します。

 

4. 賃貸借契約

審査が通ったら、賃貸借契約を結びます。

契約内容には賃料、敷金、礼金、契約期間、解約条件などが含まれます。

契約書に署名し、初期費用(敷金、礼金、前家賃など)を受け取ります。

 

5. 入居準備

入居者が決まったら、物件の清掃や設備の点検を行い、入居準備を整えます。

必要に応じてリフォームや修繕を行います。

 

6. 管理開始

入居者が物件に入居した後は、賃貸管理が始まります。

家賃の収受や物件の維持管理、入居者からの問い合わせ対応などを行います。

不動産会社に管理を委託する場合は、管理委託契約を結びます。

 

 

5. まとめ

持ち家を売却するか賃貸にするかは、多くの要素を考慮して決める必要があります。

売却や賃貸、それぞれの方法に応じた収益をシミュレーションし、自分に合った方法を選びましょう。

判断が難しい場合は、不動産会社に相談することをおすすめします。

不動産会社と良好な関係を築くことで、成功への道が開けるでしょう。

あなたに最適な選択肢を見つけるために、まずは情報収集から始めましょう。

 

 

 

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