COLUMNコラム

2025.3.22
不動産売却

リースバックを利用できない物件とは?事前に知っておきたいポイント

こんにちは!

グリットの草野です!

 

「自宅を売却してまとまったお金を手に入れたいけど、今の家には住み続けたい…」

 

そんなときに便利なのがリースバックという仕組みです。

リースバックは、不動産を売却した後に、その物件を賃貸として借り直すことで、引っ越しをせずに資金を確保できる方法です。

 

しかし、すべての物件がリースバックを利用できるわけではありません!

例えば、住宅ローンの残債が多すぎる場合や、物件の状態に問題がある場合、または信用情報に問題がある場合など、リースバックを利用できないケースもあるのです。

 

そこで今回は、リースバックの基本的な仕組みから、利用できない物件の特徴、リースバックが難しいケースとその対策までを詳しく解説していきます。

 

「リースバックを検討しているけど、自分の家は利用できるの?」

 

と気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

 

 

 

目次

  1. リースバックとは?基本の仕組みをおさらい
  2. リースバックを利用できない物件の特徴
  3. リースバックが利用できない4つのケース
  4. まとめ:リースバックが難しい場合の代替案も検討しよう

 

 

 

1. リースバックとは?基本の仕組みをおさらい

まずは、リースバックの基本的な仕組みを押さえておきましょう。

リースバックとは?

リースバックとは、自宅を不動産会社や投資家に売却し、その後は賃貸契約を結んでそのまま住み続ける仕組みのことを指します。

こんな人に向いている!

リースバックは「住み続けながら家を売れる」という点が大きなメリットですが、注意点もあります。

売却後は所有権を失い、家賃の支払いが発生するため、長期的に見て本当に得なのか慎重に判断する必要があります。

 

また、リースバックの買取価格は市場価格の6〜8割程度に下がる傾向があるため、必ずしも高く売れるわけではありません。

さらに、どんな物件でもリースバックができるわけではなく、一定の条件を満たさないと利用できないケースもあります。

 

リースバックについての詳細は以下の記事をご覧ください!

⇩⇩

リースバックのリスクと対策!家賃滞納時に知っておきたい重要ポイント

 

では、どんな物件がリースバックを利用できないのでしょうか?

 

 

 

2. リースバックを利用できない物件の特徴

リースバックは便利な仕組みですが、物件の状態や所有者の状況によっては利用できないことがあります。

特に、以下のような特徴を持つ物件は、リースバックの審査が通りにくくなります。

❌ リースバックが難しい物件の特徴

このような問題があると、リースバック事業者から「買取が難しい」と判断される可能性があります。

では、それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

 

 

 

3. リースバックが利用できない4つのケース

(1) オーバーローンの物件

オーバーローンとは、不動産の価値よりも住宅ローンの残債が多い状態を指します。

 

💡 例えばこんなケース

  • 物件の市場価格が2,500万円
  • 住宅ローンの残債が3,000万円

 

この場合、売却価格だけでは住宅ローンを完済できないため、リースバックを利用するのは難しくなります。

また、リースバックでは、住宅ローンを完済し、抵当権を抹消することが原則です。

そのため、オーバーローンの状態では、事業者が買取に応じてくれません。

 

✅ 対策

  • 自己資金を用意し、住宅ローンの残債を減らす
  • 任意売却を検討する

 

 

(2) 信用情報に問題がある場合

リースバックを利用する場合、売却後に「賃貸契約」を結びます。

しかし、信用情報に問題があると、賃貸の審査に通らないことがあります。

 

💡 信用情報に問題がある例

  • クレジットカードやローンの支払いを滞納している
  • 過去に自己破産や債務整理をしたことがある
  • 現在、借金の返済に遅れている

 

✅ 対策

  • 信用情報を事前にチェック(CICやJICCで確認可能)
  • 家賃保証会社の審査基準を確認

 

 

(3) 重大な瑕疵がある物件

物件に大きな問題がある場合、リースバックの買取が難しくなります。

💡 例えば…

  • シロアリ被害や雨漏り → 建物の構造に影響がある
  • 地震でひび割れた建物 → 安全性が低い
  • 自殺や事件があった物件 → 資産価値が下がる

 

✅ 対策

  • 事前に修繕やリフォームを行い、問題を解決する
  • 瑕疵を理解した上で買取を行う事業者を探す

 

 

(4) 共有者の同意が得られない場合

不動産を複数人で所有している場合、全員の同意がないと売却できません!

💡 例えば…

  • 親と子どもが共有名義で所有しているが、子どもが売却に反対している
  • 兄弟で相続した不動産で、意見がまとまらない

 

✅ 対策

  • 事前に共有者と話し合い、納得してもらう

 

 

 

4. まとめ:リースバックが難しい場合の代替案も検討しよう

リースバックは便利な仕組みですが、住宅ローンの残債・物件の状態・信用情報などの理由で利用できないケースもあります。

もしリースバックが難しい場合は、以下の選択肢も検討してみましょう。

あなたにとってベストな選択肢を見つけるために、不動産会社に相談することをおすすめします! 😊

 

 

 

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