COLUMNコラム

2024.7.12
知識

【緊急】住宅ローン滞納で家を失う前に!今すぐできる競売回避の対策とは?

 

こんにちは!

グリットの草野です。

毎月の住宅ローンの支払いに悩んでいる方、いらっしゃいませんか?

もし支払いに苦しさを感じ始めたら、そのまま放置するのは非常に危険です。

今回は、ローン返済が厳しいと感じたときに取るべき対策について、分かりやすく解説します。

 

 

住宅ローンを滞納するとどうなる?

住宅ローンの理想的な返済比率は年収の20~25%以内と言われていますが、実際にはそれ以上の負担となる場合も少なくありません。

返済中に病気や失業、離婚など予期せぬ出来事が起こることもありますよね。こうした状況が変わると、支払いが困難になる可能性もあります。

最悪の場合、自宅が競売にかけられることもあるんです。

 

 

滞納から競売までの流れ

住宅ローンの滞納が始まると、金融機関や保証会社から様々な通知や請求が届きます。

その流れを詳しく見ていきましょう。

滞納1か月目

滞納が始まって1か月目には、金融機関から電話やメールで未払い分の入金を求められます。

これはまだ穏やかな段階です。**「早めに払ってください」**といった内容で、親切に対応してくれることもあります。

 

滞納2~3か月目

滞納が2~3か月続くと、遅延損害金が加算された請求書が届きます。

この時点で、信用情報機関に遅延情報が登録され、あなたの信用に影響が出始めます。

新たにローンを組むことや、クレジットカードの利用が制限される可能性が高まります。

 

滞納3~4か月目

滞納が3~4か月になると、金融機関から**「催告書」**が届きます。

これは法的手続きに入る警告で、「このままだと裁判に持ち込みますよ」という内容です。

この段階で金融機関は、本気で回収に動き始めます。

 

滞納5~6か月目

滞納が5~6か月になると、期限の利益喪失通知が届き、一括返済を求められます。

「期限の利益喪失」とは、分割払いの権利を失い、残りの全額を一度に返済しなければならないということです。

多くの場合、この一括返済は非常に困難です。

 

滞納6~7か月目

さらに滞納が続くと、保証会社から**「代位弁済通知」**が届きます。

ここで返済相手が金融機関から保証会社に変わります。

保証会社は、金融機関に代わってあなたのローンを一括返済し、その後、保証会社に対して返済を求められることになります。

 

滞納8~9か月目

滞納が8~9か月になると、裁判所に競売の申し立てが行われ、対象不動産が差し押さえられます。

裁判所からの通知が届き、法的手続きが始まります。

この時点で、物件の差し押さえが現実となります。

 

滞納9~10か月目

最後に、滞納が9~10か月続くと、競売開始決定通知が届き、裁判所が競売手続きを開始します。

物件は市場価格よりも低い価格で競売にかけられ、落札者に売却されます。

ここまで進むと、もはや自宅を守ることはほぼ不可能になります。

 

 

最悪の事態を回避するための対策

最悪の事態、すなわち競売を避けるためには、早めの対策が重要です。

以下に、具体的な対策を詳しく説明します。

家計の見直し

まずは家計の見直しから始めましょう。

家計簿をつけて、毎月の収入と支出をしっかり把握します。

特に以下の支出を見直すことが大切です。

  • 保険料:不必要な保険に加入していないか確認しましょう。必要最低限の保険料に抑えることで、月々の支出を減らすことができます。
  • 通信費:スマートフォンやインターネットの料金プランを見直し、より安価なプランに変更することで節約できます。
  • 娯楽費:外食や趣味、レジャーにかかる費用を見直し、無駄な出費を削減します。

 

金融機関に相談

早めに金融機関に相談することが重要です。遅延が発生する前に、あるいは初期の段階で相談することで、返済計画の見直しが可能です。

金融機関が提案する具体的な方法としては:

  • 元金返済の猶予:一定期間、元金の返済を猶予し、利息のみの支払いにすることで月々の負担を軽減します。
  • 返済期間の変更:返済期間を延長することで、月々の返済額を減らすことができます。

 

住宅ローンの借り換え

現在のローンよりも金利の低い住宅ローンに借り換えることで、毎月の返済額を抑えることができます。

借り換えにより、トータルで支払う利息を減らし、月々の返済負担を軽減することができます。

 

売却を検討

滞納が大きくなる前に、家を売却し、住宅ローンを完済できるかどうかを確認します。

早期に売却を決断することで、競売よりも高い価格で売却できる可能性があります。

 

任意売却

通常の売却が難しい場合は、任意売却を検討します。

任意売却は市場価格に近い金額で売却できる可能性があり、債務者の希望を反映しやすくなります。

また、金融機関とも協力して進めることができ、競売よりも有利な条件で売却できることが多いです。

 

リースバック

売却後も住み続けたい場合、リースバックという仕組みを利用します。

リースバックとは、家を売却した後も、新しい所有者と賃貸借契約を結び、家賃を支払うことで住み続ける方法です。

この方法を利用すれば、住み慣れた家を手放すことなく、経済的な問題を解決することができます。

 

 

まとめ

住宅ローンの支払いが厳しいと感じた場合は、まずは家計の見直しから始め、金融機関に早めに相談することが重要です。

それでも返済が難しい場合は、売却や任意売却を検討し、最悪の事態を避けるための対策を講じましょう。

住宅ローンの返済に不安を感じたら、すぐに金融機関に連絡し、適切なアドバイスを受けることが大切です。

どのような対策を取るにしても、早めの行動が重要です。

 

なお、グリットでは任意売却の相談を受け付けております。

詳しくは<当社HPから

住宅ローンの返済に困っている方は、お問合せフォームからお気軽にご相談ください。

 

 

 

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