COLUMNコラム

2024.6.29
不動産売却

築40年の家が売れない?その常識を覆す売却術を伝授

 

こんにちは!

グリットの草野です。

築40年の一戸建てをお持ちの皆さん、「古い家だから売れない…」なんて諦めていませんか?

実は、適切な売却方法を工夫することで、スムーズに売却して資金を得る可能性は十分にあるんです。

今回は、築40年の一戸建ての売却方法と成功のコツについて詳しくお伝えします。

 

 

目次

  1. 築40年の家の資産価値は?
  2. 築40年の家が売りにくい理由
  3. 築40年の家の価値を決めるポイント
  4. 築40年の家をうまく売却する方法
  5. 築40年の家を売却するときの注意点
  6. まとめ

 

 

築40年の家の資産価値は?

まず、築40年の一戸建てがなぜ売りにくいと言われるのか、その理由から見ていきましょう。

多くの場合、築40年の家は建物の耐用年数を超えているため、建物自体の資産価値はほぼゼロになっています。

耐用年数とは、建物が通常の用途に耐えうる期間のことで、木造住宅の場合は22年とされています。

そのため、築40年の家は建物の価値ではなく、土地の価値のみで評価されることが多いのです。

しかし、耐用年数を超えていても住むことは可能ですし、売却も工夫次第で可能です。

ここからは、築40年の家の売却が難しい理由、資産価値を決めるポイント、高く売る方法や注意点、成功のコツについて詳しく解説していきます!

 

 

築40年の家が売りにくい理由

新耐震基準を満たしていない恐れがある

築40年以上の家は、1981年の新耐震基準を満たしていない可能性が高いです。

新耐震基準では、震度6強から7程度の地震でも安全を保つことが求められていますが、旧基準では震度5程度にしか対応していません。

このため、耐震性が低いと判断されると、住宅ローンの審査が通りにくくなり、住宅ローン減税制度も利用できなくなります。

 

需要が少ない

中古物件の需要はありますが、築年数が経つと需要が減少します。

築40年ともなると、購入希望者は少なくなるでしょう。

 

建物・内装・設備が古い

築40年の建物は外観も内装も古く、劣化が目立ちます。

雨漏りやシロアリの被害、腐食などの問題が発生するリスクもあります。

若い世代の購入希望者には好まれないことが多いです。

 

 

築40年の家の価値を決めるポイント

築40年の家を売却する際には、建物の価値は期待できないため、土地の価値や立地、周辺環境が重要なポイントになります。

土地の価値

  • 土地の広さ: 広い土地は資産価値が高いですが、広すぎると高価になり売れにくいこともあります。
  • 土地の形状: 正方形や間口が広い土地は評価が高いです。
  • 接道状況: 接道が広いと車の出入りがしやすく、角地は評価が高くなります。

 

立地と周辺環境

  • 交通の利便性: 都市部や駅に近いと価値が高まります。
  • 生活利便性: スーパーや学校が近く、静かな住宅地も高評価です。

 

用途地域

立地と周辺環境を評価する際には、用途地域も重要なポイントです。

用途地域とは、都市計画法に基づいて都市の土地利用を目的別に区分したものです。

住居地域、商業地域、工業地域など13種類に分けられ、それぞれ建築可能な建物の種類や用途が決められています。

以下は主な用途地域の特徴です:

  • 住居地域: 住宅や学校、公園などが建てられる地域です。静かで住みやすい環境が求められ、住宅の価値が高まりやすいです。
  • 商業地域: 店舗やオフィスビルが多く立ち並ぶ地域です。商業施設が充実しているため、利便性が高く、商売をするのにも適しています。
  • 工業地域: 工場や倉庫が建てられる地域です。騒音や振動がある場合が多く、住宅には適さないことが多いですが、特定の業種には最適です。

用途地域の情報は、市区町村の都市計画課などで確認できます。

用途地域がどのように設定されているかによって、土地の価値が大きく変わることがありますので、売却前に確認しておくと良いでしょう。

 

 

築40年の家をうまく売却する方法

では、具体的にどのように売却すれば良いのでしょうか?

いくつかの方法をご紹介します。

古家付き土地として売却

建物を解体せずに土地付きで売却する方法です。

購入者は解体の手間がかかるため、時間がかかる場合がありますが、古家付き土地を探している買主には需要があります。

古屋付きでの売却の詳細は以下の記事をご参照ください。

古家付き土地を高く売る!更地にするかそのまま売るかの決断ガイド

 

リフォームして売却

老朽化した家をリフォームすることで、内覧時の印象を良くし、売却しやすくなります。

ただし、リフォームには費用がかかるため、その分の費用を売却価格に上乗せできるかを考慮する必要があります。

 

リノベーション向き物件として売却

物件をリノベーション前提で売却する方法です。

自由にリノベーションしたい買主には魅力的な選択肢となります。

 

買取を依頼

市場での売買が難しい場合、不動産会社に買い取ってもらう方法もあります。

すぐに現金化できますが、相場の2~4割ほど安くなることが一般的です。

 

空き家バンクに登録

全国の自治体が運営する空き家バンクに登録する方法です。

仲介手数料がかからず、売却活動と並行して進められるため、手軽に利用できます。

 

更地にして売却

劣化が激しい場合は更地にして売却する方法もあります。

解体費用がかかるため、不動産会社に相談してから判断しましょう。

 

 

築40年の家を売却するときの注意点

住まいの状態を正確に伝える

欠陥があれば事前に伝え、トラブルを避けるために住宅診断を行いましょう。

これにより、買主も安心して購入できるようになります。

 

土地の境界線を明確にする

隣接地とのトラブルを避けるため、測量を行い境界線を確定させましょう。

土地の境界トラブルについては以下の記事をご覧ください

【必見】土地の境界トラブルを解消!国土交通省の革新的な新制度とは?

 

再建築不可の土地か確認する

更地にした場合、新しい家が建てられない土地ではないか確認しましょう。

役所で確認することが大切です。

 

更地にする場合は1月2日以降に

固定資産税の軽減措置を利用するため、1月1日時点で建物があるようにしましょう。

 

 

まとめ

築40年の一戸建てでも、立地や周辺環境次第では高く売れる可能性があります。

まずは、グリットに査定を依頼してみてください!

弊社では、複数の不動産会社からの見積もりを比較し、最適な売却方法をご提案します。

 

査定は無料で、簡単にお申し込みいただけます。

また、実際に物件を訪問して詳しい査定を行う「訪問査定」も承っております。

訪問査定では、建物の状態や周辺環境を細かく確認し、より正確な査定額をお伝えいたします。

さらに、物件情報サイトや国土交通省の「土地総合情報システム」を活用し、似た条件の物件の取引価格も調査します。

これにより、適正価格をしっかりと把握して、納得のいく売却が可能です。

後悔のない売却活動を行うためには、古い家の売却経験が豊富で、誠実で信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。

グリットは、お客様の大切な資産を最大限に活かすため、全力でサポートいたします。

ぜひ、グリットに査定をご依頼ください!

 

 

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私たちの特長の一つは、リノベーションのデザイン力です。

しかし、これは物件を売る前にリノベーションを推奨するものではありません。

実際、物件を売る前に大がかりなリフォームや修繕を行う必要はありません。

 

 

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不動産を売却する際、経験豊富な営業マンでも全ての市場価格を把握しているとは限りません。

本当に信頼できるのは、市場動向や世界経済を理解し、不動産価格の将来予測ができる専門家です。

経済アナリストのように、株価や為替、債権などの金融知識を不動産市場に活かせる人が理想的です。

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