COLUMNコラム

2024.4.30
不動産売却

古家付き土地を高く売る!更地にするかそのまま売るかの決断ガイド

 

こんにちは。グリットの草野です!

 

土地を売る際、特に古い建物が建っている場合、その建物をどう扱うかが重要なポイントになります。解体して更地にするか、それとも古家付きのまま売るか、どちらがより有利なのでしょうか?この記事では、それぞれの選択肢のメリットとデメリットを解説し、賢い売却戦略を立てるためのポイントを提供します。

 

古家付き土地の定義と背景

古家付き土地」とは、一般的に築年数が20年以上の建物が存在する土地のことを指します。これらの土地は、市場で「廃屋付き土地」や「上物付き土地」としても知られており、売却時には建物の扱いをどうするかが大きな課題となります。

これらの土地は、建物の状態によっては価値が下がることもありますが、解体することにはコストが伴います。売却戦略を考える際には、これらの要素をバランス良く考慮することが必要です。

 

 

古家付きのまま売却するメリットとデメリット

メリット

  1. 解体費用が不要
    古家付きの土地をそのまま売却する最大の利点は、解体に必要な追加費用を避けられることです。解体作業は高額になることが多く、そのコストを負担しなくて済むのは大きなメリットです。
  2. 固定資産税が安い
    古い建物が存在することで、土地の評価額が抑えられ、固定資産税が安くなる場合があります。これは土地だけを売却するよりも税金が少なく済むという点で有利です。
  3. 責任の軽減
    建物が古い場合、新しい所有者に対する構造的な保証をする必要が少なくなるため、売主の法的なリスクが軽減されます。これにより、契約不適合責任から部分的に解放される可能性があります。

 

デメリット

  1. 価格が下がる
    市場での需要が低いため、古家付きの土地は更地に比べて価格が低く設定されることが一般的です。購入希望者は解体後の追加コストを考慮して価格交渉をすることが多いです。
  2. 査定額の低下
    建物の状態が悪いと、不動産の全体的な評価が下がります。これは特に、建物が修理や大規模な改修を必要とする場合に顕著です。

 

更地にしてから売却するメリットとデメリット

メリット

  1. 流通性が高い
    更地は新築を建てたい購入者にとって魅力的です。計画やデザインを自由に考えられるため、より多くの購入希望者が惹きつけられ、売却がスムーズに進むことが一般的です。
  2. 土地の状態の確認が容易
    建物がないことで、土地自体の状態が直接確認できます。地盤の安定性やその他の環境的要因を購入前にしっかりと調査することができ、これが購入者に安心感を提供します。

 

デメリット

  1. 解体費用が発生
    建物を取り壊すための費用は無視できないものです。これらのコストは全て売主の負担となり、最終的な利益を減少させる可能性があります。
  2. 固定資産税が増加
    建物がなくなることで土地の評価額が上がり、結果として固定資産税も高くなる場合があります。これは長期的に見て負担増につながります。

 

高く早く売るためのコツ

1. 市場調査を行う

市場調査を通じて、地域内での需要と供給の状況を理解することが重要です。更地と古家付き土地、どちらがより早く、また高く売れる可能性があるのか、地域によって異なる市場の動向を把握します。これには、不動産業者との協力が欠かせません。

2. 適切な価格設定

適切な価格設定は、土地を早く売る鍵です。解体費用や固定資産税の違いを考慮に入れ、市場価格を基に価格を決定します。価格が高すぎると購入希望者が遠ざかり、低すぎると損失を出すことになりますので、バランスが重要です。

3. 専門家に相談

私たち不動産業者は地域市場を深く理解しており、売却プロセスをスムーズに進めるための専門的なサポートを提供しています。価格設定、広告戦略、交渉の各段階で、貴重なアドバイスを通じてお客様を支援します。

4. 広告戦略を工夫

ターゲットとなる購入者層に合わせて、効果的な広告戦略を計画します。オンラインプラットフォーム、地元の不動産雑誌、オープンハウスイベントなど、さまざまな手段を用いて広範な露出を目指します。また、土地の魅力を最大限に引き出すための情報提供が不可欠です。

 

まとめ

古家付き土地の売却は、単純なプロセスではありませんが、適切な準備と戦略を用いれば、土地を高く早く売ることが可能です。更地にするか古家付きのまま売るかは、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で決定する必要があります。解体費用の節約固定資産税の軽減など、古家付きのまま売却する場合の利点と、流通性が高い土地の状態の確認が容易など、更地にしてから売却する利点を比較検討することが肝心です。

 

また、市場調査を行い、適切な価格設定をすること、専門家に相談すること、効果的な広告戦略を実施することが、成功への鍵となります。どの戦略を選ぶにせよ、地域の市場のニーズを理解し、適切な価格設定と戦略を持つことが、古家付き土地を高く早く売るための最良の方法です。

 

売却を考えている皆さんが、このガイドを参考にして、最適な選択を行い、最良の結果を得ることを願っています。

 

 

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