COLUMNコラム

2024.5.17
不動産売却

不動産を売る時にやってはいけないこと!売却前から売却後までの完全ガイド

 

 

こんにちは!グリットの草野です!

家を売却する際には、多くの注意点がありますが、特に重要なのは、売却プロセスの各段階で避けるべき行動を理解し、適切な対策を講じることです。

この記事では、家の売却前売却中契約時売却後の各段階で具体的に避けるべき点を詳細に説明します。これにより、「知らなかった」という事態を防ぎ、スムーズな取引を目指しましょう。

成功への道は、情報の理解と正しい準備から始まります。

売却のプロセスは複雑で、様々なトラブルが潜んでいます。

適切な情報がないと、不利な条件での売却や、後で後悔するような状況に陥るリスクがあります。

それを避けるためにも、このガイドを参考にして、各ステップでの最適な方法を理解し、適用していくことが大切です。それでは、売却前の注意点から詳しく見ていきましょう。

 

目次

    1. 売却前に避けるべきこと
    2. 売却中に避けるべきこと
    3. 売却契約時に避けるべきこと
    4. 売却後に避けるべきこと
    5. まとめ

 

 

売却前に避けるべきこと

売却前の段階で注意すべきポイントは多く、これを怠ることで売却価格や条件に大きく影響する可能性があります。以下に、具体的な避けるべき行動を紹介します。

 

売却相場の調査を怠る

売却前には、必ず自分の物件がある地域の不動産相場を調べることが重要です。

この相場理解がないと、不動産会社から提示された査定価格が適切かどうか判断が難しくなります。

相場を知ることで、売却価格を妥当に設定し、交渉時にも有利に立つことができます。

 

仲介と買取の違いを理解していない

家を売る方法には「仲介」と「買取」の二つがありますが、これらの違いを理解していないと、自分にとって最適な選択ができません。

仲介は不動産会社を通じて市場価格で売り出す方法で、時間はかかりますが価格が高くなる可能性があります。

一方、買取は不動産会社が直接買い取るため、迅速に売却できますが、価格は市場価格より低くなることが一般的です。

 

適切な媒介契約を選ばない

媒介契約には「専任媒介」「専属専任媒介」「一般媒介」といった種類があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の状況に合った契約を選ぶことが大切です。

契約の種類によって、広告の出し方や他の業者との協力の仕方が変わるため、詳しく検討することが重要です。

 

住宅ローンの残高確認を怠る

売却する家に住宅ローンが残っている場合、その残高を把握し、売却価格がそれをカバーできるかを確認する必要があります。もし売却価格がローン残高を下回る場合、差額をどう埋めるかの計画が必要になります。

 

大規模リフォームを行う

売却前に大規模なリフォームを行うことは推奨されません。

高額な投資が必要であり、それが売却価格に反映されるとは限らないからです。また、購入希望者が自分の好みに合わせてリフォームを行いたいと考えている場合もあります。

 

売却計画を立てずに売り出す

市場の状況を理解せずに売り出すと、不利な条件で売却を進めることになりかねません。

売却の最適なタイミングを見極め、戦略的に市場に出すことが成功への鍵です。

 

 

売却中に避けるべきこと

売却中の段階では、購入者との接触が増え、物件の印象や交渉の進め方が直接的に売却結果に影響します。

ここでは、特に注意すべきポイントをいくつか紹介します。

不利な情報を隠す

物件に欠陥や瑕疵がある場合、それを隠して売却を進めることは非常にリスクが高い行動です。

瑕疵が発覚した場合、法的なトラブルに発展することもありますし、信用失墜にもつながります。透明性を持って正確な情報を開示することが、トラブルを避け、信頼関係を築く上で重要です。

 

内覧の準備を怠る

内覧は、購入者が物件を直接見て感じる非常に重要な機会です。

この時、物件が不潔だったり、乱雑だったりすると、悪い印象を与えてしまいます。

売却を成功させるためには、物件をきれいに掃除し、整理整頓を行うことが重要です。

可能であれば、スタイリングや軽いリフォームを行うことで、物件の魅力を最大限に引き出すことが推奨されます。

 

 

売却契約時に避けるべきこと

売却契約を結ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。

これらを怠ると、後で予期せぬトラブルや不利益を被る可能性があります。

具体的に注意すべき事項を解説します。

 

契約内容を確認しない

契約書は、売却の条件や義務などが詳細に記されており、売却が正式に合意される重要な文書です。

契約内容をしっかりと確認し、理解しないまま署名することは大きなリスクを伴います。不明点や気になる点があれば、必ず不動産会社や専門家に確認し、納得のいく説明を受けることが重要です。

 

価格・条件交渉を拒む

多くの場合、売買契約に至る過程で価格やその他の条件についての交渉が行われます。柔軟に交渉に応じることで、双方にとって最適な条件を見つけることが可能です。

交渉を拒むことにより、売却機会を逃す可能性があるため、適切なバランスで交渉を進めることが望ましいです。

 

不動産会社に任せっぱなしにする

不動産会社に全てを任せてしまうと、自分の意向が十分に反映されないことがあります。

定期的に進捗を確認し、売却戦略について自らも考え、必要に応じて意見を述べることが重要です。

不動産会社とのコミュニケーションを密にすることで、売却プロセスがスムーズに進むよう努めましょう。

 

 

売却後に避けるべきこと

家の売却が完了した後も、いくつかの重要な手続きが必要です。

これを怠ると、法的な問題や追加の費用が発生する可能性があります。

売却後に特に注意すべきポイントを詳しく見ていきましょう。

 

確定申告を忘れる

家を売却した際には、その利益(譲渡所得)が発生することがあります。

この所得に対しては税金が課されるため、確定申告を行う必要があります。申告を怠ると、税務署からの追徴税金や罰金が課されるリスクがあります。

売却が完了した年の翌年の3月15日までに申告を完了させることが重要です。

 

引き渡しの準備を怠る

売却後、物件を購入者に引き渡す際には、物件を適切に清掃し、不要な物は事前に撤去する必要があります。

これを怠ると、購入者との間でトラブルが生じる可能性があります。また、スムーズな引き渡しは、両方の満足度を高めるためにも重要です。

 

未払いの費用がある場合の対応

売却時には、物件に関連する様々な費用が発生することがあります。

例えば、固定資産税や管理費などが年間を通じてかかる費用です。

これらが売却時に未払いの場合、その清算を適切に行う必要があります。

売却契約において、これらの費用の負担者を明確にしておくことが、後のトラブルを防ぐために重要です。

これらの注意点を適切に守ることで、売却後も安心して生活を送ることができます。

全体的な流れを把握し、各ステップで適切な対応を心掛けることが、売却の成功を確実にします。

 

 

まとめ

この記事を通じて、家の売却における重要な注意点をご理解いただけたことと思います。

家を売却する際は、多くの決断と細心の注意が必要ですが、適切な準備と情報があれば、スムーズにプロセスを進めることができます。

グリットでは、お客様一人ひとりのニーズに合わせたサポートを心掛けています。

もし売却プロセスで不明点がある場合や、個別の相談が必要な場合は、いつでもお気軽にお問い合わせください。

お客様の大切な資産の売却を、最良の結果に導くために、私たちはプロフェッショナルとして全力を尽くします。

家の売却は一生に一度の大きな決断かもしれません。

私たちと一緒に、安心してご満足いただける売却を実現しましょう。

お待ちしております。

 

 

 

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私たちの提供する家の売却サービスは、「笑顔をつなぐ」ことを目指しています。私たちの特長の一つは、リノベーションのデザイン力です。しかし、これは物件を売る前にリノベーションを推奨するものではありません。実際、物件を売る前に大がかりなリフォームや修繕を行う必要はありません。

 

 

【不動産売却に関する正しい専門家への相談が重要です!】

不動産取引が多いからと言って、全ての市場価格に精通しているわけではない営業マンの言葉に惑わされないようにしましょう。法律問題には弁護士や司法書士といった専門家が必要ですが、不動産も同様です。単に取引経験が豊富なだけでは、真の専門家とは言えません。真の不動産の専門家は、市場動向を始め、世界経済をも踏まえた上で、不動産価格の将来予測ができなければなりません。

 

さらに、経済アナリストのように、株価や為替、先物、債権といった金融分野にも精通し、それらを不動産市場にどう活かすかが重要です。知識は実用的でなければ価値がありません。

 

適切な価格設定、売出しタイミング、戦略的な売却方法については、確かな専門家からのアドバイスを求めて、適切な不動産売却を行いましょう。株式会社グリットは、オンラインを通じて、不動産売却をサポートしています。

 

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