こんにちは!グリットの草野です!
離婚時に不動産を売却することは、双方にとってメリットとデメリットが存在する重要な選択肢です。
持ち家は夫婦にとって大きな財産であり、売却するかどうかをしっかり話し合っておかないと、財産分与でトラブルになる可能性があります。
ここでは、離婚時に不動産を売却するメリットとデメリットを詳しく解説します。
目次
離婚時に持ち家を売却することで、売却代金を使って住宅ローンを完済することができます。
これにより、ローン返済のトラブルを回避でき、離婚後に持ち家のことで顔を合わせる必要がなくなります。
現金化することで財産分与もスムーズに進められ、細かい金額に分割できるため、分与割合で揉めるリスクも減少します。
不動産の売却によって得られる現金は、新生活のための引っ越し費用や家具・家電の購入などに役立ちます。
また、売却代金を財産分与で分け合うことで、一方が病気や子育てで収入を一時的に失っている場合でも、安心して離婚に踏み切ることができます。
不動産を売却することで、定期的な掃除や換気、火災・災害のリスク管理といった手間が省けます。
住宅ローンを完済すれば、新たなローンを組む際の借り入れも容易になり、離婚後の生活設計が立てやすくなります。
最も大きなデメリットは、住み慣れた家を手放すことです。
引っ越し費用や新居の入居資金が必要になり、通勤・通学のルートも変更になります。
特にお子さんがいる場合、転校が必要になることもあり、大人でもストレスがかかる引っ越しは慎重に検討する必要があります。
不動産の売却価格が住宅ローンの残高を下回る場合、ローンを完済できない可能性があります。
オーバーローン状態では、預貯金を使って完済を目指す必要があり、収支がマイナスにならないよう事前に査定を受け、不動産業者と相談して少しでも高く売却するプランを立てることが重要です。
離婚に合わせて家を売却する際は、住宅ローン残高を確認し、見積もりを取りましょう。
不動産をいくらで売却すればローンを完済できるのかを把握しないと、売却が最適な選択かどうか判断できません。
また、売却には仲介手数料などの費用もかかります。
売却後に手元に残る金額を夫婦で共有し、売るかどうかを決めましょう。
離婚に関する話し合いは、当事者同士で行うと揉めることが多いため、離婚弁護士に相談するのが賢明です。
法的に問題のない財産分与ができ、相手と顔を合わせる必要もありません。
離婚に詳しい弁護士を探しましょう。
不動産売却に関しては、信頼できる不動産業者に相談することをおすすめします。
個人での売却も可能ですが、大きな金額を扱う取引なので、専門家のサポートを受ける方が安全です。
複数の業者から査定を取り、対応を比較して最適な業者を選びましょう。
離婚時には、結婚中に築いた財産の分与が必要です。
特に高価な不動産をどう扱うかを決めておかないと、財産分与は進みません。
離婚時に不動産を手放すメリットとデメリットを理解し、適切な決断をすることが重要です。
時間がかかる手続きなので、早めに離婚弁護士や不動産業者に相談し、スムーズな離婚を目指しましょう。
ただし、ローンが残るリスクやオーバーローン状態など、売却が必ずしも簡単ではない場合もあります。
そのような状況で役立つのが「任意売却」という方法です。
任意売却の詳細については、また別の記事で取り上げようと思います。
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私たちは不動産売却を行う際に、一貫したポリシーを持ち、お客様一人一人に対応しています。
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私たちの特長の一つは、リノベーションのデザイン力です。
しかし、これは物件を売る前にリノベーションを推奨するものではありません。
実際、物件を売る前に大がかりなリフォームや修繕を行う必要はありません。